共用部清掃作業時の意識すべきポイントと、注意点をリストアップ

清掃業務

清掃業務のチェックポイント

(1)安全確認

①作業中は安全を第一に作業をする。

※ドアの開閉時に指を挟まないよう注意する。

※ドアの開閉時に大きな音をさせない。

※段差には気を配る。

※足がぐらついている脚立には乗らない。

②通行者など第三者の安全性に気を配る。

※排水口の蓋を外したままの状態にしない。

※床面が滑る状態のまま放置しない。

※清掃用具が通行者の妨げにならないように配慮する。

※清掃中は箒やモップの柄が人にあたらないよう気をつける。

③入居者様の車・バイクなどの車両に注意する

※掃き掃除や除草の際に使用する道具があたらないように注意する。

※駐車スペースに迫り出している植栽や放置物がないか確認する。

(2)作業協力

①複数のスタッフが勤務する場合は、お互いの作業分担や役割を明確にする。

②作業効率を考慮して必要に応じて協力し合う。

(3)清掃用具の整理整頓

①清掃作業中の使用しない清掃用具は通行の妨げにならない場所に整頓する。

②使用後の清掃用具は定位置に保管する。

清掃用具の知識と使用方法

(1)清掃用具の使い方

①自在箒の使い方

ア)自在箒の持ち方

・ 片方の手で箒の柄の先端に親指を乗せ軽く握る。

・ もう一方の手で柄の先端から30~40㎝下方を握る。

イ)姿勢

・ 背筋を伸ばし前かがみにならない。

・ 自然で疲れない姿勢を保つ。

ウ)掃き方

・ 狭い場所から広い場所へ掃き出す。

・奥の方から手前へ掃き出す。

・箒を握った下方の手で穂先を動かして掃く。

・穂先を強く床面に押さえつけない。

・穂先を床から離さない掃き方をする。(押え掃き)

・穂先を跳ね飛ばすとホコリが舞い上がり飛散するので穂先を跳ね飛ばさない作業とする。

・勢いよくホコリを巻き上げない。

・隅から真ん中へ、狭いところから広いところへ掃く。

②タオルの使い方

・ 最初大きく広げた状態で異物などを振るい落とす。

※タオルに砂粒などが付いていると拭き作業によって建材面加工仕上げのガラスドア枠などの表面に傷を付ける場合があります。

・ 作業後は作業面に糸屑などがないことを確認する。

・汚れたタオルはマメに洗い直しをして拭き汚れがないよう気を付ける。

③水モップの使い方

ア)モップの持ち方

・自在箒と同じ

イ)姿勢

・自在箒と同じ

ウ)モップの拭き方

・ モップの糸は自分の体の正面において左右に動かす。

・動かし方はモップを握った下方の手で糸先を動かす。

・ 前の拭き跡に多少被せながら拭く。

※モップの糸を動かす幅は必要以上に大きくしないように注意する。

・ 拭きながら後ろ下がりに下がる。

・床面は撫でるような感じで動かし、モップを強く床面に押さえつけない。

・モップのゲタ(糸を取り付ける台のこと) は床面に直接触れない。

・狭い場所から広い場所へ、奥の方から手前へ拭く。

・モップの糸は固めに絞る。

・モップの糸が巾木に触れないようにする。

・巾木はモップの糸に手を添えて巾木に沿って拭いてしまうか、濡らしたタオルで拭いてしまう。

・糸の両面が汚れたらモップを取り替えるか、洗い直しをする。

・左右に動かし拭き跡が丸くならないようにする。

※汚れたままの状態で使用することは真剣さのない気持ちの表れや、逆に汚れを床面になすり付けているとの批判の原因となります。

(2)清掃のしかた

①ゴミ・落ち葉・除草作業

ゴミや落ち葉、あるいは除草作業には拾う・掃き集めて取る・根から抜くなどの方法があります。

ア)対象箇所

建物の共用部分および敷地周り全般が対象箇所になります。

イ)用具類

竹箒・万年箒・自在箒・火バサミ・手かんな・立ちかんな・剪定ばさみ・スコップ・ゴミ袋・塵取りなど。

ウ)留意点

・目に付くゴミや落ち葉などはその都度拾い、または掃き集めて取り除く。

・雑草は数が少ないうちに根から抜き取る。

・ブロックなどの隙間から芽を出した雑草は除草剤をかけて根腐れさせることも有効です。

・排水溝や排水桝の中の土砂やゴミは定期的に除去する。

※作業の途中でその場所を離れるときは、危険防止のため蓋を元の位置に戻すことを忘れない。

・作業のために外した排水溝や排水桝の蓋は作業終了後速やかに元の状態に戻す。

②掃き作業

掃き作業には、はじき掃き・さらえ掃き・押え掃きなどの方法があります。

ア)対象箇所

共用部分の床面及び敷地周り全般が対象箇所になります。

イ)用具類

竹箒・万年箒・自在箒・塵取り・パテナイフ・ゴミ袋など。

ウ)留意点

・ 目に付くゴミは拾い掃きで塵取りに取る。

・ 床面に固着しているガムなどはパテナイフで剥し取るか、削り取る。

※ガムは、ドライアイスで固めると取りやすい。

・ 掃き作業は、掃きながら前に進む。

※ ホコリやゴミを自分の靴の裏に付けないために常に清掃したきれいな場所にいることが基本です。

・ 掃き集めたゴミや落ち葉などは塵取りで集めて捨てる。

・ 落ち葉は竹箒や万年箒を使用し、「はじき掃き」または「さらえ掃き」を応用すると効率が良い。

・ ホコリは自在箒を使用し、「押え掃き」を応用して作業する。

※小さいホコリを巻き上げないように注意する。

・ 箒類は穂先を手入れし、穂先が地面に着かないように保管する。

※穂先を地面に置くと穂先が曲がってしまうので、吊るすか逆立ちさせて壁などに立てかけて保管します。

③拭き作業

拭き作業には乾き拭き・湿り拭き・水拭きなどの方法があります。

ア)対象箇所

拭き作業の対象は基本的には共用部分の床と壁になります。

イ)用具類

タオル・水モップ・バケツ・ダストモップ・ハンディモップなど

ウ)留意点

・ 拭き作業は「乾き拭き」作業を基本とする。

※乾き拭きで除去できないホコリや汚れは濡らした用具(湿り拭き・水拭き)を使用しますが、ホコリや汚れがこびり付いているガラス面や金   属面は通常は狭い範囲であることが多く、息を吹きかけて湿らせることも有効です。

・湿り拭きや水拭きで除去できない固着したホコリや汚れについては、状況に応じて洗剤を使用する。

・ タオルやモップを使用する場合は汚れた場合の代替えを十分に用意するか、こまめに洗って使用する。

・ 過剰な力を入れない。

・ 照明器具カバーの内側(反射板)も清掃範囲であり、手が届かない場合は脚立を使用する。

④床面などに付いたしつこい汚れの取り方

・ガムなどはケレン(皮スキ)などの薄く固い物で表面をこそぎ落し(床材をキズ付けないようにやさしく)、残った分はガソリン又はシンナーで拭き取れます。

・アスファルト、ピッチ類はガソリン、テンピ油で拭き取れます。

・油類はマジックリンが最適です。

・ヒールマーク(くつのひきずり汚れ)はガソリンで拭き取れます。

・水溶性の汚れは漂白剤をタオルなどにしみ込ませて、ポンポンたたくようにすると取れます。

・塗装面などについた小さな汚れは消しゴム、または自動車用のワックスでこすると取ることができます。

 管理員作業工程

日常業務

(1)管理員清掃

①『清掃業務表』をもとに清掃を実施(日常清掃)する。

・建物・諸設備外観目視点検

②『点検表』をもとに外観目視点検(日常点検)する。

外観目視点検のポイント

・各種共用の設備に異音がないかを確認する。

・建物に破損や汚れがないかを確認する。

・照明機器の点灯および消灯を確認し、不具合の管球類を交換する。

・共用部の植栽の枯れを確認する。

・無断駐車・無断駐輪などを確認する。

(2)業務報告

 毎日の出来事や報告したいことなどの報告

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